洛東用水路 洛東用水路

疏水から流れる洛東用水路について知ろう!

山科東部地区の用水路です。

醍醐地区まで延びました。

今も農業の水として使われています。

用水路の水の流れや農業の様子についての
動画をみることができます。

1水の路とは? 琵琶湖疏水・東山用水路・洛東用水路

「琵琶湖疏水」は、びわ湖の水を京都へと運んでいます。
その水は飲み水に使われるだけでなく、わたしたちのまち山科と
とても深いかかわりがあるのです。
この地図は、山科区の地図です。
山科には3つの水路が流れています。
これが水の路です。
東山用水路と洛東用水路は、
琵琶湖疏水から山科の田んぼや畑へと
水を引くための農業用水路です。
今でも疏水から水を取り、
山科の田んぼや畑へと流れています。

2洛東用水について① 水路にある石碑から洛東用水が完成するまでの苦労を知ろう 2洛東用水について① 水路にある石碑から洛東用水が完成するまでの苦労を知ろう

音羽地区は、むかしから水不足で悩んでいました。
ですから、明治初期に行われた琵琶湖疏水の開通とそれにつながる「音羽用水路(洛東用水の一部)」の完成は、とても大きなできごとでした。音羽用水路は、疏水の取水所から約1,000mにわたって四ノ宮・音羽地域を流れており、これによって音羽地域の人たちは、長年苦しんできた「水不足」からやっと救われることになりました。この農業用水が山科の農地をうるおし、たくさんのお米や野菜が育まれています。

音羽用水路(洛東用水の一部)紀功碑文

3洛東用水について② 洛東用水の工事はたいへんだった


(明治25年洛東用水工事約定書の一部)

4山科の農業 水の路からの水は今も使われているよ!

水の路は、山科の田や畑にたくさんの水を
与えてくれています。
その水でみんなが食べる米や野菜が作られているのです。
だからこそ、みんなの力で水の路を守っていきましょう。
未来へとつなぐ水の路。